PSYREN-サイレン (1-10巻 続巻)

作者 | 岩代俊明 |
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出版社 | 集英社 |
掲載雑誌 | 週刊少年ジャンプ |
作品の舞台となる2008年の日本では、全く接点の無い人間が全国で次々と姿を消す連続失踪事件(通称「神隠し」)が発生しており、この事件の黒幕が都市伝説の「秘密結社サイレン」にあるという噂が流れている。その都市伝説は、秘密結社サイレンの使者「怪人ネメシスQ」が現実に疲れた者を楽園へと導くというものである。ネメシスQから手渡される赤いテレホンカードがサイレンとの唯一の連絡手段とされ、そのテレホンカードを手に入れた者だけが楽園へ導かれるという。もともとは数ある都市伝説の1つに過ぎなかったサイレンだが、有名な霊能力者の天樹院エルモアがサイレンの真実に5億円の懸賞金を掛けたことでサイレンの謎解きが一大ブームとなり、唯一の手掛かりとされる赤いテレホンカードは、偽物を含めてネットオークションなどで高額で取引されている。
その実態は、ネメシスQから手渡される「PSYЯEN」と書かれた赤いテレホンカードを手に入れた者が、タイムスリップによって荒廃した未来の日本(以下「サイレン世界」)と現代の日本とを行き来するゲームである。未使用の赤いテレホンカードを公衆電話に挿入すると、自動的にサイレン入国管理センターというところに繋がり、女性オペレーターによるYES/NO形式の2択アンケートをさせられる。このアンケート審査にクリアした者は、サイレン世界の放浪者・サイレンドリフトとなり、サイレンのゲームに参加させられることになる。
サイレンとの関係が取り沙汰されるネメシスQは、誰かが赤いテレホンカードを入手したときや、サイレンドリフトにゲーム開始のベルを鳴らすときなどに姿を現す。その正体・目的は不明だが、一度サイレン世界から帰還した者のテレホンカードには、ネメシスQの目的は未来を変えることであると表示される。しかし、ネメシスQはサイレンドリフト以外にサイレンの情報を漏らそうとしたサイレンドリフト(元サイレンドリフトも含む)に制裁を加え、サイレンの情報が漏洩することを阻止しようとする。このため、サイレンの実態が世間に広まることは無く、都市伝説のままとなっている。
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