社長 島耕作 (1-5 続巻)
| 作者 | 弘兼憲史 |
|---|---|
| 出版社 | 講談社 |
| 掲載雑誌 | モーニング |
『社長島耕作』は、2008年No.26(6月12日号)から『週刊モーニング』誌上で連載が開始された漫画作品。余談だが、作者曰く、この作品が島耕作シリーズの最終章となる事を示唆しており、今後の展開が注目される。
初回掲載号の発売日にあたる2008年5月29日には「島耕作社長就任会見&乾杯式」と銘打ったイベントが開かれ、アニメーションの島耕作がメッセージを述べた(声は井上和彦が担当)。また、同日付の朝日新聞朝刊には同誌の土曜版別冊「beビジネス」に見立てた一面広告が掲載された。
同上連載第一回目での社長就任スピーチにおいて「これから先 わが社は HGホールディングスと初芝電産の松橋社長 五洋電機の勝浦社長とのペレストロイカ体制(単行本では『トロイカ体制』に訂正されている。トロイカは元々ロシア語で3頭立ての馬車を意味し、転じて三頭体制を指しても使われる。発言の主旨からして三頭体制のことを表現したかったのは明らかであり、作者が発音が似ているペレストロイカと混同して誤用したと解釈するのが自然であろう。ちなみに本件とは別に「白系ロシア人」という言葉も白人のロシア人の意味だと誤用している)で合議を図りながら経営を進めていく」という所信表明を行った。万亀会長曰く「名演説だった」とのことである。 2008年10月2日発売号にて、次年度に初芝五洋グループの社名を変更すること、並びに初芝ブランドと五洋ブランドを統合し新ブランドを立ち上げることが正式に明らかになった(それに要する費用の試算が総額400億円であることも作中で明らかになった)。この背景には本作のモデルとなっている松下電器産業が2008年10月1日よりパナソニック株式会社と社名変更したこと、さらにグループ会社全ての製品をパナソニックブランドに統一したことがあり、島の社長就任時に掲げたスローガン「シンク・グローバル」、並びに「世界に通用するブランドを立ち上げる」という経営方針に則ったものである。
尚、余談ではあるが、2008年11月7日にパナソニック株式会社と三洋電機株式会社が三洋の子会社化を前提とした資本・業務提携の協議を始めることで合意したと正式に発表した。結果的に作中での出来事が現実の形となったわけだが、作者の弘兼はこの件について「私がパナの社長なら、歴史的関係が深く電池技術がある三洋を他企業に奪われるのは嫌だし、一緒になると予想していた。追いつかれないよう焦って書いた」とのコメントを出している。
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